Liberte -リベルテ- 神戸のメンズセレクトショップ

経年変化

今回は物の経年変化について考えてみます。
経年変化とは言葉の通りすぐに変わる事ではなく、時と共に徐々に変化していく事を指します。
これは決していきなりではない緩いスピードで日々変わっていく事で、なかなか当の本人は気が付かず、案外他人が気付く事も多くあります。
物に関してもそれは言えます。
今すぐに決して作りえないので、もしそれ風に作ったとしも大げさに感じたり、違和感を覚える事でしょう。わかりやすく言うと最近街中で見かけるジーンズがそれをよく象徴しているのではないでしょうか? 『する』事ではなく『なる』事こそが物の経年変化だと思います。
買った時は普通に見えても雰囲気が出てくる事により自分にしか出せない魅力を放つものとなり、それが愛着へと繋がっていくのだと思います。
それでは私のお気に入りアイテムにて経年変化をお見せします。
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左は私が履きだしてから約1ヶ月半経ったシューズです。となりの新しい状態よりも自己満足かもしれませんが、かなり芸術的に変化している様に感じます。
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雨風に当たっても気にする事なく履き続けると、色ムラ感が増してきました。先端部分は擦れたりする事も多いので特に変化が見られます。
ちなみにこの商品は今現在店頭にあるGIORGIO BRATOのシューズです。在庫は42・43サイズのみとなっております。素材はGUIDI社によるバッファロー革、木型はC-DIEMのものを使用しております。もし気になった方は是非お早めにお知らせ下さい。